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メガコロニー トリッキーなスキルを持つメガコロニーユニットによって相手の動きを制限しながら戦うデッキ。 スタンドを封じるスキルは使いどころが難しいが、上手く使えば除去と同様の効果を得られる。 スタンドを封じるだけなのでインターセプトを許してしまう点があるものの、除去と違い対象のグレードを選ばない点は勝っていると言える。 メガコロニーユニットは全体的にレアリティが低いカードが多いため、比較的構築しやすいデッキである。 グレード3 邪甲将軍 ギラファ エリート怪人 ギラファがソウルにあれば、パワー11000になれるグレード3ユニット。 ヘル・スパイダーなどと違い、パンプアップ能力は持たないが、ステルス・ミリピードでカバーできる。 そして、ヴァンガードへのヒット時、自分と相手のリアガード2体を退却させる能力も持つ。 コストが重く、他カードとのシナジーもないが、相手からするとかなり嫌らしい能力である。 デスワーデン・アントリオン ヴァンガードであればソウルチャージにより毎ターンにパワーを+2000することができる。 このスキルとステルス・ミリピードのブーストを合わせることで(相手ユニットが全員レストしていれば)合計パワー22000によるアタックが可能となり非常に強力。 メガブラストは相手リアガードが次ターンでスタンドできなくなるため強力ではあるものの、メガコロニーではソウルを増やす手段がこのユニットとメガコロニー戦闘員Aしかいないため、発動するには工夫が必要。 ソウルチャージによって溜まったソウルをマスター・フロードのソウルブラストに使用するのが主だろう。 ヘル・スパイダー ヴァンガード時にパワーアップするグレード3ユニット。 その条件も緩いため、パワー13000のアタッカーとして活躍できるだろう。 その状態からパワー8000のユニットでブーストすれば合計パワー21000と強力。 パンプアップを防ぐために相手がスタンドさせたユニットを残してきた場合、間接的に相手の行動を制限したと言える。 相手のスタンドを封じる能力はコストが重いため、使いどころを見極めたい。 マスター・フロード ヘル・スパイダーと同じくヴァンガード時にパワーアップする能力を持つ。 こちらはファントム・ブラックのブーストにより恒久的にパワー21000となれる為、非常に強力。 相手ユニットがパワー10000であれば、パワー7000のブーストでもパワー20000となれるため差し支えない。 ソウルブラストによるドロー能力はリアガード時でも発動できるため、リアガードでの活躍も見込める。 ウォーター・ギャングと違い、コストがソウルブラストなので、スタンド封じ能力と共有できる。 ヴァイオレント・ヴェスパー メガコロニーでは唯一のスペリオルコール系のスキルを持つユニット。 自身のパワーには頼りなさを感じるものの、数で圧倒したい際には重宝することとなるだろう。 グレード2 アイアンカッタービートル アタック時にパワー12000になるユニット。 ただし、邪甲将軍 ギラファかエリート怪人 ギラファがヴァンガードでないとパワー-5000される。 リアガードでパワー20000になれる為、邪甲将軍 ギラファを軸にするならばぜひ採用したい。 ウォーター・ギャング ヒット時にカウンターブラスト2で1ドローできるグレード2。 しかし、スタンド封じとコストが重なり、グレードは違うがマスター・フロードが存在するため、優先順位は低いか。 エリート怪人 ギラファ ヴァンガード時、アタックがヒットした時に相手リアガード1体のスタンドを封じる能力を持つ。 序盤はガードされにくいので、能力は発動しやすい。 確実ではないが、幼虫怪人 ギラファによってサーチできるため、ライドも狙いやすい。 レディ・ボム 平均的なパワーを持ち、スキルとインターセプトによりこれ1枚で2ユニットからの防御が見込める。 さらにもう一方のリアガードを退却させることができればより堅実な防御を展開することができるだろう。 ただしコストは決して軽いものではないので見極めが必要。 テイル・ジョー 比較的緩い条件でパワー11000となれるユニット。 ブラッディ・ヘラクレスと並ぶグレード2の主戦力となれるだろう。 グレード1 ファントム・ブラック グレード1のバニラユニット。 パワー12000以上になれるユニットがいるため、ブーストすれば20000ラインに達する。 カルマ・クイーン メガコロニーお家芸のスタンドを封じるスキルを持つ。 やはりコストは軽くなく、使用するタイミングには見極めが必要。 ヴァンガードのヘル・スパイダーやマスター・フロードをブーストすることにより合計パワー20000となる点も見逃せない。 蛹怪人 ギラファ 幼虫怪人 ギラファがファーストヴァンガードならば、パワー8000になり、幼虫怪人 ギラファの能力でエリート怪人 ギラファをサーチできる。 採用するなら、ぜひ4枚投入したい。 ステルス・ミリピード メガコロニーのヴァンガードをブースト時、相手ユニットが全てレストされていればパワー10000でのブーストが可能になるユニット。 テイル・ジョーと同じく、条件が緩い為、発動させやすい。 パラライズ・マドンナ メガコロニーにおけるヒットされない系ユニット。 スタンド封じによって攻勢を鈍らせながら使用することにより非常に堅牢な防御を作りだすことができる。 グレード0 幼虫怪人 ギラファ メガコロニーのファーストヴァンガードカード。 蛹怪人 ギラファにライドできれば、手札事故を軽減でき、手札を増やせる。 しかし、ギラファ系統を採用しないならば、マダム・ミラージュでも差し支えないだろう。 メガコロニー戦闘員A デスワーデン・アントリオンと合わせた場合、高速でソウルを溜めることが可能となる。 そこからさらにマスター・フロードと合わせることにより、そのソウルブラストによるスキルを2~3度使用可能となるかもしれない。 他にも邪甲将軍 ギラファを主体としながらマスター・フロードを採用している場合、ソウルブラストにはエリート怪人 ギラファを残しておきたいため、このユニットに頼る必要があることも。 メガコロニー投票 コメント このデッキの弱点 このデッキへの対抗策 外部リンク 投票 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 強いと思う 42 (55%) 2 弱いと思う 16 (21%) 3 使ってみたいと思う 9 (12%) 4 俺の嫁 4 (5%) 5 まんこ 3 (4%) 6 サイコーデアル 2 (3%) その他 投票総数 76 コメント コメント すべてのコメントを見る このデッキの弱点 平均的なパワーは高めなので直接的な戦闘で困ることは少ないだろう。 特にヴァンガードのグレード3はヴァイオレント・ヴェスパーを除き全て20000を超える可能性も持つため、申し分ない。 多少見劣りはするが相手ユニットへの干渉手段も持ち、デッキタイプの幅も広いため、目立つ弱点はあまりないと言える。 ただし、スタンドを封じるスキルがスタンドトリガーに滅法弱い点には注意。 (特にスタンドを封じた後にダメージチェックからスタンドトリガーを引かれて、その封じたユニットをスタンドされてしまうと目も当てられない) このデッキへの対抗策 スタンドを封じるスキルにばかり注目しがちだが本当に恐ろしいのはその攻撃力である。 ヴァンガードによるアタックはそのスキルからブーストを加えて比較的簡単にパワー21000に達する。 これがコストなしの恒久的なものとなるといかに強力なものかがわかる。 しかもマスター・フロードに至っては、アタックを通してしまうと相手のドローを許してしまうため非常に悩ましい。 さらにこちらのグレード3のユニットやブースト担当の後列リアガードを狙ってスタンドを封じてくるため、攻勢に遅れが生じやすい。 (スタンド封じはインターセプトを行うグレード2を避けてくるものの、それでも対象はグレード0、1、3と幅広いため侮れない) 相手のパワー10000のユニットに対して、パワー9000のユニットにブーストを加えてアタックしたかったのにブースト担当のスタンドを封じられて阻止された…ということも少なくない。 強力なグレード2や20000ライン以上の前衛にスタンド封じをかけて、インターセプトに使用させるという手もあるため、実にイヤらしい。 マスター・フロードによる手札補充スキルもあるため後半戦も弱くない。 (アタックがヒットしなければスキルは発動しないもののパワー21000の状態でアタックをしかけることも多いのでガードし切るのは難しい) メガコロニーは猛攻、妨害、ドローの全てを兼ね備えている。 特に手札を増やしてガードしやすくしつつ、こちらのスタンドを封じて攻勢を遅れさせるということはある種の強力な防御ともとれる。 またメガコロニーのほぼ全てのユニットが、ヴァンガードでもリアガードでも何らかのスキルを発動できるのは大きな強みと言えるだろう。 こちらも強力なスキルで対抗したいところである。 【ノヴァグラップラー】はスタンドを得意とするため、スタンド封じが通用しにくい(結果的にはアタック回数を1回減らされたことになるが)。 【グランブルー】はスタンドを封じられても、そのユニットをキャプテン・ナイトミストやサムライスピリットの復活コストにしてしまえばいい。 展開が遅くスタンドトリガーも少なく、前列リアガードにグレード3が並びやすい【オラクルシンクタンク】などは比較的得意な相手となる。 オラクルガーディアン アポロンやメテオブレイク・ウィザードのスタンドを封じられると厄介なので、手札に余裕があるのならスタンドを封じられたユニットに躊躇せずに上書きコールしてしまってもよいことを頭の片隅に入れておきたい。 また、いかにスタンドを封じられようと花占いの女神 サクヤであれば簡単に立て直すことができるため強力な対抗方法となり得る。 外部リンク カードファイト!! ヴァンガード Wiki カードファイト!! ヴァンガード 共有掲示板
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メガコロニー(無双剣鬼 サイクロマトゥース軸) メガコロニー(無双剣鬼 サイクロマトゥース軸) 主なカードキーカード サポートカード トリガーについて プレイング考察 弱点と対抗策 コメント サンプルレシピ 外部リンク 主なカード キーカード 《無双剣鬼 サイクロマトゥース》 ヴァンガードを含む相手ユニットを全てレストさせ、次のターンでのスタンドを封じる能力を与えるブレイクライドを持つ。 リアガード全てのスタンド封じが強力なのは言うまでもないが、やはりヴァンガードのスタンドを封じる能力は非常に強力。 ただ再ライドされるとヴァンガードがスタンド状態になるので効果を緩めることができ、また一部のユニットにはこれを無効化できるものもいる。 更に既存のグレード3と相性の良いカードがないことも問題。 サポートカード 《武神怪人 マスタービートル》 アタック時にリアガード二体をスタンド封じするリミットブレイクを持つユニット。 《無双剣鬼 サイクロマトゥース》との相性は皆無だが、このカードは他のパーツを要さず単体で効果を発揮できるユニット。 グレード2以下に採用したいカードが多い場合は消去法としてこのカードを採用することになる。 《無敗怪人 アベェクトロゼウス》 登場時に全てのグレード1を退却させ、アタック時にパワー+10000、リアガード一体をスタンド封じできるリミットブレイクを持つ。 《無双剣鬼 サイクロマトゥース》との相性はわざわざスタンド封じしたリアガードサークルを空けてしまうことになる上、リミットブレイクも重複するため、相性が悪い点が目立つ。 ただやはり他のパーツを要さず単体で効果を発揮できるユニット。また登場時効果が有効なケースもあり、相手へのプレッシャーをかけられるため、少数採用すれば何かと役立つ。 《マシニング・ウォーシックル》 登場時にソウルのマシニングをレスト状態でコールする。 アタックがヒットしなかったとき、ヴァンガードのスタンドを封じるリミットブレイクを持つ。 《無双剣鬼 サイクロマトゥース》のブレイクライド効果を再ライドで緩和している場合、手札のグレード3を消費しているので再びライドできる可能性が低くなり、こちらのリミットブレイクが有効になりやすい。 ただし登場時効果を使用する場合、採用した上で一旦ライドしなければならない。 使用するならば比較的条件の緩い《マシニング・パピリオ》や《マシニング・タランチュラ》にトリガーユニットなどを採用しておきたいところ。 トリガーについて 元々メインテーマにする効果でもないので特に相性が良いトリガーはない。 あえて言うならば少しでも《無双剣鬼 サイクロマトゥース》を引ける可能性を上げるためドロートリガー4枚が必須だという程度。 プレイング考察 組み合わせるグレード3にある程度依存するものの、基本的に注意する点はない。いわゆる普通にファイトを行うしかない。 ブレイクライドを繰り返すのが理想という程度。 弱点と対抗策 コメント デッキの編集議論に。雑談をする場合などは共有掲示板をご利用ください。 G1のトキシック4枚は抜いて、1枚はバニラ、残り3枚をローカスト辺りの7kに回すのはどうでしょうか。そうすればG2にパピリオを採用することができますし -- 2014-04-06 00 58 33 なんやかんやでエリート怪人のやってることは劣化呪縛みたいなものだからなぁ。それでも強いけど、ギラファ全抜きのシズク互換FVにしたら安定する。なんとしてもサイクロにライドし続けて行きたいな。 -- 2014-04-09 20 45 01 ↑だからそのシズク互換がないからみんな困ってんだよわかれ。↑3が言ってることが全て。方針としちゃアリな部類なんだよ。 -- 2014-04-09 20 49 28 レシピをギラファを相方としたままで、とりあえず無難な感じに直しておいた。あとは好きにしてくれ。 -- 2014-04-09 20 56 39 個人的にヴェスパーは要らない。展開ができるのは良いとして攻撃力9kは貧弱すぎる、ブーストのない相手のG2にすらやられかねんのは不味いと思う。それにサイクロマトゥースからBRする時にも、こいつに乗ることになるとかなり痛いし。上にも出てるけど素11kのマスビ、アベェ辺りを採用したほうがいい。 -- 2014-04-10 00 29 28 6kの蛹怪人が四枚もいるから、9kのウォーター・ギャングよりバニラのヘラクレス辺りがいい気がします。パピリオやヴェスパーで前列が弱い気がするので -- 2014-04-10 22 26 03 サポートカードの連中が一枚もいないってどういうことよ… -- 2014-04-22 16 41 19 そら解説書いてる人がレシピノータッチの人だから。(本人)ギラファと相性のいい面もない訳じゃないとは思ってるけど、解説に書く程でもないと思ってるから -- 2014-04-22 18 21 55 見た感じBR型邪甲将軍ギラファ軸って感じだね。他にいじれそうなところとかありそうだけど…これで満足できるのならこの構築でもいいんじゃない? -- 2014-04-24 19 57 40 ウォーシックルを追加。マシニングに構築が近くなるが。まぁブレイクライドの次のターンから有効ってだけだが。 -- 2014-05-06 18 44 14 コメント すべてのコメントを見る サンプルレシピ +... G ユニット 枚数 備考 0 幼虫怪人 ギラファ 1 FV シェルタービートル 4 レイダー・マンティス 4 アウェイキング・ドラゴンフライ 4 治療戦闘員 ランプリ 4 1 ファントム・ブラック 4 マシニング・ローカスト 3 蛹怪人 ギラファ 4 パラライズ・マドンナ 4 2 ウォーター・ギャング 3 エリート怪人 ギラファ 3 マシニング・パピリオ 4 3 無双剣鬼 サイクロマトゥース 4 邪甲将軍 ギラファ 2 ヴァイオレント・ヴェスパー 2 外部リンク カードファイト!! ヴァンガード Wiki カードファイト!! ヴァンガード 共有掲示板
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敵か味方か? ◆LQDxlRz1mQ 「──桐生豪か、同じ世界の住人だな」 剣の世界の鍵言葉「運命」。──そんなものに導かれてか、二人の参加者は川沿いの平原で顔をあわせることとなった。 顎鬚の男、桐生豪。眼鏡の男、金居。 それぞれは互いの名前を問うと、相手が同じ世界の枠で囲われた相手だと知る。 無論、偽名という可能性も否定はできないが。 「なら殺し合う必要はない。手をどけろ」 桐生は金居の襟元を強く掴んでいた。 それが人間のものではない、というのは金居はすぐに認識できたが、同じ世界にいるアンデッド──或いは、仮面ライダーの中にこんな男はいない。 偽名という線も考えられないわけではない。 だが、桐生の次の行動は、彼が同じ世界の人間であると確信させるものであった。 ──Open Up── 仮面ライダーレンゲル。その名を冠されたクラブの仮面ライダーの剛身が目の前で現われる。 ほかならぬ、桐生が変身した姿である。 金居は桐生を知らないが、この仮面ライダーならば知っている。 わからないのは、何故この男が変身したのかである。 同じ世界の人間だとわからせるためでもあるまい。金居はそれを怪訝に思う。 或いは、金居が利用しようとしていた、「元の世界の因縁」というものがこの男に「目の前のアンデッドを倒せ」と語りかけているのだろうか。 どういう理由であるにしろ、金居は目の前の仮面ライダーを相手に身構える。 「──どうした、人間の力では仮面ライダーには勝てないか?」 成る程、と金居は思う。 そういえば、レンゲルの力の源であるスパイダーアンデッドはこういう奴だったか。 適合率が悪ければ、スパイダーアンデッドの力に屈し、己の理性を破壊する。 いわば、麻薬のような中毒性と自己制御能力の破壊が、この男を殺人衝動から放さないのだ。 「……ただ、同じ世界の人間で戦う意味はないだけだ。不毛なことはしたくない」 「俺はこの場にいる人間全てを殺すまでだ。貴様もな!」 レンゲルラウザーが金居に向けて一撃を見舞おうと、まっすぐに突き出される。 その醒杖がある一点で、強い力をもって静止させられる。 それを押さえるのは、異形の腕。ごてごてとした左腕は、それを掴んだまま離さない。 「アンデッドか!」 「あまり使いたくはなかったんだがな」 力を求める今の桐生の中では、目の前の敵を倒すという気概が強まっていく。 アンデッドの力を得れば、仮面ライダーは尚更強くなっていく。 ましてや、目の前のアンデッドは人間としての姿を持つ上級アンデッドなのだから。 それだけの力を持っている相手を窘めるだけの力は、今の桐生にはない。 藪を突いて出てきた蛇に対抗するため、レンゲルは一体のアンデッドを解放した。 パラドキサアンデッド。 桐生はまだ見たことが無かったが、ハートのカテゴリーキングである。 このカードは元々、三原修二の支給品であったが、彼の支給品を頂戴した桐生はこのカードを持っていたことに歓喜した。 一人の参加者との戦いは無駄ではなかったらしい。 「──カテゴリーキングを相手にはカテゴリーキング。単純な発想だな」 仮面ライダーレンゲルとパラドキサアンデッド、対峙するのはギラファアンデッド。 そんな不利を思しき状況に陥っても、ギラファはその剛とした態度を止めない。 双剣を構え、それぞれ一つの刃が一人の敵を狙うように両腕を開いた。 「はぁっ!!」 そのまま、ギラファアンデッドは二人との間合いを狭める。 アンデッドの脚力は、一瞬でそれを零にした。 刃と装甲が交わり、火花が散る。その二つの切っ先は、レンゲルに血反吐を吐かせるには充分なものであった。 「ぐっ!!」 だが、もう一人のカテゴリーキングはその程度では体を痛めない。 そこを過ぎ去ったギラファアンデッドは背後からの真空鎌に棘まみれの背中を切り裂かれた。 ギラファアンデッドがその痛みに気づいたとき、そこに凶器はない。鎌はただの酸素の塊でしかないのだから。 「なるほど、確かに強い一撃だ」 ギラファの二つの刃とは違い、遠くからでも放つことのできる一撃。 その威力は、およそギラファの刃と同じと言っていい。 ならば、武器を見れば戦況的に不利なのはギラファである。 「だが、間合いを狭めれば刃そのものの威力が弱まる」 パラドキサの体を何度も斬りつける。 その全てが、パラドキサの体に強大すぎる一撃を与えていく。 連射性というものは、ギラファのほうが圧倒的である。 だが、それを打ち破るもう一人の戦士がいるという点においては、パラドキサは有利である。 「俺を忘れるな!」 ──BITE── ──BLIZZARD── 二つのカードをラウズしたレンゲルは、吹雪を帯びた両足でブリザードクラッシュを放つ。 当然、ギラファもそれを回避する方法を見つけ、体を回転させる。 レンゲルの前にあるのは、ギラファではなくパラドキサの体なのだ。 ギラファに痛めつけられた体にブリザードクラッシュを受けたパラドキサは、そのまま何時目を覚ますとも知れない封印へとその身の在り処を戻す。 だが、ギラファの狙い目は、必殺技を放って隙ができたレンゲルの方である。 パラドキサが消えると同時に、其処に居るのはレンゲル。その身を、ギラファの双剣が×印に切り刻んだ。 「ぐぁっ!」 「──わかったか? 力の差が」 ギラファはレンゲルに止めを刺そうとはせずに、しかし何かすれば殺すぞとばかりの威圧で詰め寄る。 首元にその剣をかざして殺意を明確にすると、ギラファはレンゲルに一つだけ命令する。 「変身を解け」 「殺す気か?」 「同じ世界の相手なら、殺すのは後だ。この場においては仲間は極限まで利用するべきだ」 「なるほど」 レンゲルは言われるがまま、変身を解く。 桐生は物怖じしない態度で、ギラファの剣を突き放す。 ギラファもまた、それを見て金居の姿へと戻る。 「──だが、俺は俺のやり方でこの戦いを制する。お前もいずれ、殺す」 「言ったろう、それは俺たちの世界がこのバトルファイトで勝ち残ってからだ」 「それは構わん。望む通り、他の参加者も消してやる。だが、橘朔也は俺が殺す」 「ああ、一人ぐらいなら大きな痛手にはならない。 そいつからギャレンバックルを奪ってもらえば、俺が封印される可能性も減るしな」 二人の戦士は背を向け、それから互いを再び見ることもなく、それぞれの戦い方を果たすために歩いていった。 【1日目 午後】 【C-3 川沿いの草原】 【金居@仮面ライダー剣】 【時間軸】第42話終了後 【状態】健康 ギラファアンデッドに二時間変身不可 【装備】無し 【道具】支給品一式、不明支給品×3(確認済み) 【思考・状況】 1:自分の世界の勝利を目指す為、他の世界の参加者同士で潰し合わせる。能動的に戦うつもりはない。 2:他の世界、及び大ショッカーの情報を集める。 3:自分の世界の仮面ライダーは利用出来るなら利用する。アンデッドには遭遇したくない。 【備考】 ※アンデッドが致命傷を受ければ封印(=カード化)されると考えています 【桐生豪@仮面ライダー剣】 【時間軸】本編で橘と戦い敗れる直前 【状態】疲労(小)、スパイダーアンデッドに精神を支配されている、レンゲルに二時間変身不能 【装備】レンゲルバックル@仮面ライダー剣、ラウズカード(クラブA~10、ハート7~K)@仮面ライダー剣 【道具】支給品一式×2、不明支給品(0~3) 1:橘と決着を着ける 2:そのために邪魔になる者は全て倒す 【備考】 ※変身制限に気づいています。 036 二人のジョーカー 投下順 038 風 036 二人のジョーカー 時系列順 038 風 017 カテゴリーK 金居 050 Round ZERO ~KING AND JOKER 013 運命の適合者 桐生豪 048 嘆きの龍騎
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メガコロニー(無敗怪人 アベェクトロゼウス軸) メガコロニー(無敗怪人 アベェクトロゼウス軸) 主なカードキーカード サポートカード トリガー構成 プレイング考察 弱点と対抗策 コメント サンプルレシピ 外部リンク 主なカード キーカード 《無敗怪人 アベェクトロゼウス》 パワー11000の盟主。 カウンターブラスト(2)でパワー+10000を得て、相手のリアガード1枚のスタンドを封じるリミットブレイクを持つ。 ライド時にすべてのファイターのグレード1以下のリアガード1枚を退却させる。 サポートカード グレード3 トリガー構成 クリティカルトリガー ヴァンガードのアタックにガード強要性が薄いので採用しておくと役立つ。 ドロートリガー 数少ない手札を増やす手段として重宝する。 キーカードを手札に引きこむためにも採用しておきたい。 スタンドトリガー ブースト要員が退却することで低下するパワーラインを手数で補うのならば採用もあり得る。 ヒールトリガー ダメージの回復は純粋に強力。 また、カウンターブラストのコスト確保にもなる。 プレイング考察 弱点と対抗策 コメント デッキの編集議論に。雑談をする場合などは共有掲示板をご利用ください。 乙 -- 2014-02-16 21 29 16 なんでカッタービートル入れてるの? -- 2014-03-15 08 56 53 アイアンは要らないと思う。空いた枠を他のもっと使えるやつに回すべき。もうひとつ、G3ギラファがいるわけでもないんだしG2ギラファは2か3でおk -- 2014-03-26 20 30 57 BR入れろよ -- 2014-05-03 21 07 45 私的にウォーターギャングは入れなくていいと思う… -- 2014-07-16 02 50 22 ウォーターギャングのドロー効果重要だろうけど、メガコロはコスト回復はヒールの出方次第なところあるから、メインがアベェクトロならコスト戦争になるし、それなら新しく出たマシニングパピリオ入れた方がいいと思う -- 2014-07-16 02 53 51 コメント すべてのコメントを見る サンプルレシピ +... G ユニット 枚数 備考 0 幼虫怪人 ギラファ 1 FV シェルタービートル 4 レイダー・マンティス 4 ソニック・シケイダ 4 治療戦闘員 ランプリ 4 1 ファントム・ブラック 4 蛹怪人 ギラファ 4 パラライズ・マドンナ 4 メガコロニー戦闘員B 2 2 ウォーター・ギャング 4 エリート怪人 ギラファ 4 テイル・ジョー 4 3 無敗怪人 アベェクトロゼウス 4 ヴァイオレント・ヴェスパー 3 外部リンク カードファイト!! ヴァンガード Wiki カードファイト!! ヴァンガード 共有掲示板
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Gユニット Gガーディアン グレード4 グレード3 グレード2 グレード1 グレード0 既存ユニット関連 種族・カード名指定ユニット Gユニット スレ番号 パワー ユニット名 11-203 15000+ 超甲鎧人 アトラスヘラクレス 12-44 15000+ 侵略怪神 マシニング・ドレッドノート 12-109 15000+ 統宰怪神 ブレインデューク 13-121 15000+ 災厄怪神 ネオダークフェイス 13-335 15000+ 千罪女帝 ダークフェイス・グレドーラ 13-338 15000+ 暴威怪神 ダークフェイス・アルキデス 13-343 15000+ 無空剣神 サイクロコラプス 13-359 15000+ 巨砲怪神 キングタイタン 13-375 15000+ 邪甲怪神 ロード・ギラファ 13-383 15000+ 閃光怪神 ドラゴンクライム Gガーディアン スレ番号 パワー ユニット名 13-234 G-GUARDIAN 娟麗怪神 ハニーヴィーナス 13-383 G-GUARDIAN 怪神参謀 フォビドターミナル グレード4 スレ番号 パワー ユニット名 7-174 13000 大首領 ロード・オブ・コーカサス グレード3 スレ番号 パワー ユニット名 1-25 10000 大元帥 アントリオン 1-70 9000 ライアー・キャノン 1-338 11000 ミリアッド・ターマイト 1-369 10000 イービル・クリケット 1-389 11000 皇王蝶 ヘルスタッド・バタフライ 2-166 10000 クリムゾン・アンタレス 2-826 10000 不滅戦士 コカローチ 3-123 10000 マシニング・ダークネスブラッディ・モスキート 3-262 11000 メガコロニーチャンネル工作員G 3-491 10000 剛魔怪人 クレセント・ビー 3-628 10000 重量型装甲虫 バグズ・ソウ 3-633 11000 土蜘蛛 10000 大百足 3-694 10000 トキシック・ジェネラル 10000 スリーピィ・バタフライ 3-715 10000 デススティングレイ・スコーピオン 4-34 11000 魔蝗将軍 ヴァスキュール 4-292 10000 ニーズホッグ・ドラゴン゛大戦(ラグナロク)゛ 4-423 10000 ハンティング・ドラゴンフライ 4-745 11000 デスストーカー・スコーピオン 5-191 10000 綺羅怪人 レインボースタッグ 11000 黄金総帥 オーガスタッグ 5-308 10000 粗暴大怪人 ゲフャッハー 5-374 11000 難攻不落 スクライト・ウィーヴィル 5-486 10000 マシニング・ドラゴンフライ 5-487 11000 マシニング・ロングホーンドビートル 5-540 10000 八謀将軍 アースタイガー 5-633 11000 インセクトセルクイーン 5-672 11000 蛍怪人 ライト・フロウ 5-690 11000 森羅崩蟲 カーリエス・スティング 5-752 10000 外道怪人 パーフェクトライアー 5-752 11000 暗黒幼虫 ベビーフェイス 6-67 11000 闘甲将軍 エレファス 6-78 11000 闘神怪人 レギウス 6-86 11000 任侠怪人 ヤマトビートル 6-89 11000 マッスル・サターン 6-110 11000 蒼穹を支える者 アトラスビートル 6-181 11000 草薙甲武虫 ヤマトビートル 6-182 11000 無限斬豪 ヴェインマンティス 6-260 10000 覇道怪人 マスタースタッグ 6-271 11000 荒廃怪人 フィア・エンパイヤ 6-425 11000 ティージング・ダムゼル 7-90 11000 咤乱蛛羅 7-104 10000 タイムストップビートル 7-220 9000 メガコロニー戦闘員A-ホワイト- 7-233 10000 トラップホール・メイカー 7-440 11000 邪神将軍 ギラファ “Я” 7-478 11000 マシニング・デスストーカー 7-629 11000 鬼神怪人 マスターアトラス 7-720 11000 紅天艶姫 レディ・バード 7-746 11000 暴惑将軍 エンマ 7-765 11000 マシニング・モフモス 8-27 11000 超重怪人 ギガントコーカサス 8-247 11000 マリシャス・クイーンビー 8-247 11000 怪人 イリュージョニウム・モス 8-284 11000 暗躍者 マーダーエッジ・バタフライ 8-409 11000 アルゼン・リーネフテマ・クイーン 8-708 11000 告死蝶 タナトスパピヨン 8-712 11000 ハイパー・ビッグ・パラサイト 10-509 11000 マシニング・マンティス mkII 11-474 11000 マシニング・ブレイクアクティブ 13-526 12000 無限斬豪 ヴェインマンティス(Vシリーズ) H1-85 10000 催眠蝶 ファルファーラ H1-290 11000 調教蜂 ネイツ・アヴェイジュ H1-315 10000 幽獄怪人 ホワイトウェブ・ソウルリーパー H1-398 10000 マシニング・オーバーロード 11000 マシニング・オブ・ブラスター H1-471 10000 洗脳怪人 ドラスティック・パヒヨン H1-471 10000 洗脳怪人 サイケデリック・パヒヨン H1-718 11000 マシニング・タバヌス・ボビヌス H1-743 10000 奇怪蟲 プルペンド・ガイモス H1-802 10000 マシニング・ビークイーン H2-126 11000 スパイダークイーン 女郎 H2-187 11000 驀進将軍 ラスタースタッグ H2-562 11000 伝説怪人 アクティオン H2-747 11000 マシニング・ヘルスティング H2-871 10000 アーク・タランチュラ H2-881 11000 トキシック・ジェネラル H2-923 11000 業魔怪人 デッドマンティス H2-984 11000 黄金兵長 キング・キラービー H7-165 11000 破壊神の使徒 グレドーラ グレード2 スレ番号 パワー ユニット名 1-70 8000 トラブ・ビー 9000 マシニング・ドラゴンフライ 1-343 11000 マシニング・シェルビートル 1-369 9000 スカイウォード・グラスホッパー 1-452 9000 マッハ・モスキート 1-491 9000 マシニング・ドラゴンフライ 2-197 9000 スナイピング・スコーピオ 9000 ビッグ・ファット・ハニー 2-378 8000 メガコロニー戦闘員E 2-637 8000 メガコロニー工作員C 3-123 9000 マシニング・ダークブラッディ・モスキート 3-739 9000 マシニング・オドナタ 4-292 9000 ニーズホッグ・ドラゴン゛憤怒(レイジ)゛ 4-746 8000 ナイトストーカー・スコーピオン 5-291 9000 咬斬剣豪 長角 5-635 9000 インセクトセルファング 6-108 8000 ゴホンヅノビートル 6-181 8000 スパイダービートル 6-260 9000 コネクション・チャネラー 8-60 8000 マシニング・スパイダー 8-60 9000 マシニング・ドラゴンフライ 8-284 9000 暗躍者 ポイズンダガー・ビートル 8-327 7000 タフ・スピード・ローチガイ 8-375 9000 ブラッド・ボム 8-409 9000 アルゼン・リーネフテマ H1-471 9000 洗脳怪人 ヒステリック・パヒヨン H1-802 8000 マシニング・ワーカービー H2-172 8000 マシニング・レオスパイダー H2-320 8000 マシニング・シルバービートル H2-984 9000 ジャイアント・コーカサス グレード1 スレ番号 パワー ユニット名 1-12 6000 デビル・バタフライ 1-77 5000 エンドレス・パラサイト 1-141 6000 サイレント・モスキート 1-158 5000 ガード・ローチ 1-319 6000 マシニング・グラスホッパー 7000 マシニング・スパイダー 1-353 6000 メガコロニー雑兵部隊 1-491 6000 マシニング・センチピート 2-157 4000 マシニング・キャノンビートル 2-166 7000 ポイゾナス・シャウラ 2-398 7000 ヒートビー・フライマン 2-417 9000 合成怪人タランチューノ・ワイバーン 2-637 6000 メガコロニー工作員B 2-722 6000 マシニング・シェルビートル 3-23 6000 マシニング・スパイダー 3-34 6000 マシニング・シケイダ 3-123 7000 マシニング・ブラッディ・モスキート 3-235 5000 偵察寄生虫 ノミー 3-381 6000 マシニング・オニヤンマ 3-633 7000 サクリファイス・スパイダー 3-694 6000 トキシック・リインフォース 3-739 6000 マシニング・アーミーアント 4-98 5000 トラッピング・タランチュラ 4-103 6000 メガコロニー戦闘員G 4-292 7000 ニーズホッグ・ドラゴン゛白(ヴァイス)゛ 5-29 6000 潜入工作員G 5-302 4000 徘徊怪人 ベン・ジョン・C 5-302 7000 擬態怪人 セブンス=ノット 5-486 6000 マシニング・ファイアフライ 5-634 7000 インセクトセルワーム 5-753 7000 洗脳蟲 ブレイン・イーター 6-108 5000 モロンビートル 6-181 6000 タートルビートル 7-79 7000 メタモルビートル 7-269 6000 パラライズ・クイーン 8-409 6000 アルゼン・アント 8-712 7000 セミ・キャンセラー 9-194 6000 マシニング・シールドフライ H1-8 4000 ネストネット・スパイダー H1-416 6000 マシニング・コックローチ H1-589 7000 ポイズンミスト・ビートル H1-802 6000 マシニング・ゴールドビートル H1-802 6000 マシニング・フラワーシェイファー H2-562 7000 コーナー・スパイダー H2-577 6000 メガコロニー選抜員G グレード0 スレ番号 パワー ユニット名 トリガー 1-70 5000 コックローG 1-299 4000 メガコロニー戦闘員G 引 2-378 4000 メガコロニー戦闘員D 引 2-637 5000 メガコロニー工作員A 3-611 4000 マシニング・フライ 醒 4-292 4000 ニーズホッグ・ドラゴン゛縛(チェーン)゛ 4-741 5000 ラジカル・キャタピラー 5-582 5000 次世代の甲虫 マキナビートル 5-726 4000 リックピック・アント ☆ 6-78 3000 戦闘幼虫 マンディ 6-260 3000 奇襲兵士ダーニン ☆ 6-579 5000 メガコロニー戦闘員D 6-692 5000 トキシック・ビートル 6-692 5000 トシキック・ビートル 8-409 4000 アルゼン・ペイン H1-55 4000 マシニング・プロトコア H1-766 4000 バタフライ・マドンナ 治 既存ユニット関連 グレード スレ番号 パワー ユニット名 関連ユニット トリガー 3 1-380 11000 超次元マシン ダイマ-O 超次元ロボ ダイユーシャ 1-417 11000 邪皇大将軍 ギラファ 邪甲将軍 ギラファ 2-102 11000 ノイジー・ドラゴンフライ マダム・ミラージュ 2-907 11000 パラライズ・イオシフ パラライズ・マドンナ 3-271 10000 クイーン・アント ローヤル メガコロニー戦闘員A 4-177 10000 エリート参謀 ギラファ エリート怪人 ギラファ 5-36 10000 聖光将軍 ギラファ エリート怪人 ギラファ 5-490 10000 マシニング・キャノンボール マシニング・スターグビートル 6-732 11000 武神大帝 マスターコロニー 武神怪人 マスタービートル 7-301 11000 マシニング・コーカスビートル“Я” マシニング・スターグビートル 7-440 11000 邪神将軍 ギラファ “Я” 邪甲将軍 ギラファ 7-692 11000 究極邪甲将軍 グレートギラファ 邪甲将軍 ギラファ 8-62 11000 マシニング・スターグビートル“Я” マシニング・スターグビートル 8-111 11000 マスタービートル・タイラント“Я” 武神怪人 マスタービートル H1-957 11000 武神皇帝 マスタービートル“Я” 武神怪人 マスタービートル H2-300 11000 武神魔人 マスタービートル “Я” 武神怪人 マスタービートル H2-799 11000 武神魔王 マスタービートル“Я” 武神怪人 マスタービートル H2-904 11000 残酷大将軍 ギラファ“Я” 邪甲将軍 ギラファ 1 3-434 7000 怪人参謀 ミヤマ 幼虫怪人 ギラファ H1-231 7000 突然変異体 ギラファ エリート怪人 ギラファ幼虫怪人 ギラファ 種族・カード名指定ユニット 指定 グレード スレ番号 パワー ユニット名 トリガー 「マシニング」 4 H2-320 13000 マシニング・レジェンド 3 1-191 11000 マシニング・エフェメローン 1-319 10000 マシニング・クイーンアント 1-379 10000 マシニング・スネイル 1-491 10000 マシニング・ジェネラルビートル 3-611 10000 マシニング・グラオドレイク 11000 マシニング・アイアンビートル 8-757 11000 マシニング・SB・レイドクラスター 10-509 11000 マシニング・マンティス mkII H2-165 11000 マシニング・セイバー・ビートル 2 1-191 9000 マシニング・ハイドロイガ 1-319 8000 マシニング・ホーンビートル 8-757 9000 マシニング・ウッドロース 10-509 9000 マシニング・ローカスト mkII 13-391 9000 マシニング・イアルウィグ H1-802 9000 マシニング・カバースカイモース H1-802 9000 マシニング・ファシネイションバタフライ H2-562 9000 マシニング・スコーピオン 1 1-191 7000 マシニング・ロングホーン 1-662 6000 マシニング・ファイアフライ 3-722 5000 マシニング・ワーカービー 13-526 8000 マシニング・スパイダー (Vシリーズ) H1-55 6000 マシニング・スパイダー H1-802 6000 マシニング・グラスホッパー・ポエト H2-320 6000 マシニング・ネヴァーファインモース 0 1-191 4000 マシニング・グラシェート 引 1-662 4000 マシニング・バタフライ ☆ 2-837 4000 マシニング・コクーン H1-802 4000 マシニング・コックローチ X H1-62 11000 超虫重機 マシニング・グランドマンティス 「ギラファ」 3 13-375 11000 邪甲将軍 ギラファ 2 1-417 9000 スカーレット・コーカサス 13-375 10000 ダイヤモンドカッター・ビートル 1 3-434 7000 怪人参謀 ミヤマ 13-375 7000 A級怪人 ギルギラファ 13-395 7000 邪流怪人 ネバレンシス 13-395 6000 鉄甲怪人 マンディブ 「ダークフェイス」 3 13-372 11000 威圧怪王 ダークフェイス・アルキデス 2 12-242 9000 束縛怪人 ブラックサイズ 13-351 9000 激槍怪人 ボルグワスプ・ゼロ 1 12-242 7000 捕縛怪人 スパイダーク 13-351 7000 女王侍女 スマイリーヘヴン 0 13-372 5000 傑物怪人 プロムラーバ 「サイクロ」 3 13-388 15000 無頼剣豪 サイクロシザース 2 13-388 9000 サムライ・マンティス 1 13-388 7000 刀匠怪人 メコプテラ 〈インセクト〉 2 2-417 8000 怪蟲 ウツセミ 「パラライズ」 3 2-907 11000 パラライズ・イオシフ
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クライマックス・ギラファイト SR 自然 8 クリーチャー:グランセクト 13000 ■NEO進化 自分の自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。 ■W・ブレイカー ■キズナプラス(このクリーチャーが攻撃する時、その下にあるカードを1枚、自分の墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーと自分の他のクリーチャー1体の●能力を使う) ●自分の山札を見て、その中からクリーチャーを1体選んでマナゾーンに置く。その後、自分の山札をシャッフルする。 ■このクリーチャーが攻撃する時、パワーの合計が12000以下になるようにして、自分のマナゾーンからクリーチャーを2体まで選んでバトルゾーンに出してもよい。 フレーバーテキスト (集え! 我が剣のもとに! ――クライマックス・ギラファイト) 評価 能力面に2つの欠陥があり評価しにくいカード。(12000以上はT・キズナプラスがメテオバーン風サバイバーなので、進化クリーチャーを展開することが前提の能力であること)欠陥はあるといったものの、キズナプラスの発想自体は面白いです。 -- Orfevre (2017-09-18 19 18 35) 名前 コメント
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そして橘が来てから数日後 「何かしら?話って」 いつに無く深刻な表情の橘さんに呼び出された幽々子 「これを、まずは見て欲しい」 橘が広げたのは、アンデッドを封印したラウズカードだった 「これがどうかしたのかしら?」 「よく見てくれ、このカードを」 橘が指さしたのは無地のカード、それも1枚ではない 「カテゴリー4、7、8、そして、上級アンデッド・・・Jの伊坂・・・! そして俺が戦った中で最強・・カテゴリーKのギラファ、 俺のダイヤの中でもこれだけのアンデッドが開放されている。 全てのカードだったらもっと開放されているだろうな・・・」 「・・・そんな存在が大量に幻想郷に来たなんて、これは立派な異変ね ともかくそんなのだったら紫や博麗の巫女にも相談しなくてはいけないわね」 ため息をつく幽々子 「アンデッドについて、もっと詳しく教えてもらえないかしら」 「心抄斬!」 妖夢、渾身の踏み込みだったが、男が虚空から取り出した双剣によりやすやすと受け止められる 「なるほど、なかなかだな人間、ならばこちらもそれなりに力を出させてもらおう」 男の体が光り出し、異形のものへと姿を変える、 カテゴリーK、ギラファノコギリクワガタの始祖たる姿へ 「・・!おまえが、橘さんの言っていたアンデッド!食らえっ、結跏趺斬!」 剣気の衝撃波をだすもバリアに弾かれ、まったくの無傷のギラファ 「くっ・・!これならどうだ!断迷剣 迷津慈航斬!」 楼観剣に大量に妖力をつぎ込み巨大な刀身を作り出して薙ぎ払う強力な一撃 だが、しかしギラファの強力なバリアはそれすらも阻んだ 「どうした、こんなものか」 「・・・!舐めるな!」 焦る妖夢、遠距離攻撃は無意味、そう判断した妖夢は次のスペルカードを構える 「人符 現世斬!」 超高速の踏み込み、だがその斬撃はギラファの驚異的なジャンプによって避けられた 空中より襲い来る衝撃波 突然の攻撃に対応できず、直撃した妖夢は圧倒的な敗北感の中で意識を失った 「さて、中々楽しい余興だったぞ、人間、さらばだ」 剣を振り上げトドメを刺そうとするギラファ その剣をはじいたのは一匹の蝶 「なんだか、騒がしいと思ったら・・・ あなた・・・私の従者をこんな風にするなんて・・・覚悟はいいわね」 怒りに震え、無数の蝶を展開するのは白玉楼のあるじ、西行寺幽々子 「やはりそういうことか、その娘には手は出させない、変身!」 橘もギャレンに変身する そんな二人を見るギラファは笑みを浮かべながら言った 「ここの主とやらと、俺を封印したギャレンか・・・ これは分が悪るそうだ、ここを去らせてもらう ギャレン、お前を倒すにはもっとふさわしい場を用意してやる」 衝撃波を放ち、消えるギラファ 「今のがアンデッドね・・・妖夢をこんなに傷つけるなんて許せないわね」 傷ついた妖夢を抱きかかえる幽々子 「まあ、もっと詳しい事は、妖夢が目を覚ましてからだ」 「んっ・・ここは」 「目が覚めたか、妖夢」 白玉楼の布団の上で目を覚ました妖夢 「そうだ!アンデッドが襲ってきて・・・」 「ギラファのことなら心配は無い、また戦う事にはなるだろうがな」 「そうですか・・・すみません、私の力が足りないために・・・」 「恥じる事は無い、奴はアンデッドの中でも最強クラスのギラファだ、 そこまで戦えただけで十分だ」 気を落す妖夢を励ます橘 だが、自分の全力が遠く及ばなかった、その現実に苦々しい敗北感を突きつけられる妖夢 「お願いです!橘さん、私にアンデッドと戦うすべを教えてください!」 頭を下げる妖夢、しかし渋い表情の橘 「だめだな・・・アンデッドの封印はライダーの役目だ」 「それでも!私は自分の未熟さに打ち勝ちたいんです!お願いします!」 それでも食い下がり頭を下げる妖夢 「・・・いいだろう、だが、これまでより過酷な訓練になるだろう、立てるか妖夢」 「ありがとうございます!」 妖夢の熱意に観念したのか、訓練を承諾する橘 「盛り上がっている所悪いけど、ちょっと外出しなきゃいけないの、訓練はその後にしてもらえないかしら」 二人の下へ、荷物を持って、現れる幽々子 「どこへ、行くんですか」 「博麗神社よ、橘さんも、妖夢も連れてね」 次回予告 白玉楼からところ変わって今度は紅魔館 いろいろあって、紅魔館の中へ入った坊ちゃまは悪魔の妹・フランドールと出会う 「ねえねえ、弾幕ごっこであそぼ!」 「いいだろう、俺は弾幕においても頂点に立つ男だ!!」 次回 赤より紅い夢・破壊の旋律 お楽しみに!
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怒闘混成 ゴッドギラファーザー SR 火文明 (7) クリーチャー:ディスペクター/メガ・コマンド・ドラゴン/フレイム・コマンド 8000 ■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない) ■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く) ■スピードアタッカー ■W・ブレイカー ■このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーの「EXライフ」シールドがあれば、このクリーチャーをアンタップする。 作者:wha +関連カード/2 《D2G ゴッドファーザー》 《エヴォル・ドギラゴン》 【企画】連結!集結!ディスペクター! カードリスト:wha 評価 名前 コメント
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メガコロニー - インセクト グレード〈2〉 ノーマルユニット (インターセプト) パワー 10000 / シールド 5000 / クリティカル 1 永【R】:あなたの「ギラファ」を含むヴァンガードがいないなら、このユニットはヴァンガードにアタックできない。 自:[あなたの手札から「ギラファ」を含むグレード3以上のカードを1枚選び、公開する]このユニットが(R)に登場した時、相手の【スタンド】しているユニットが0枚なら、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札から「蛹怪人 ギラファ」を1枚まで探し、このユニットと同じ縦列の(R)にコールし、山札をシャッフルする。 フレーバー:機会こそないが、設計上はダイヤモンドすら切断出来る。 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 使ってみたいと思う 0 (0%) 2 弱いと思う 0 (0%) 3 強いと思う 0 (0%) 4 面白いと思う 0 (0%) その他 投票総数 0 コメント
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Kamen Rider Battride War(6) ◆.ji0E9MT9g ◆ 「頼む、矢車想!彼らと共にカテゴリーキングを倒してくれないか!」 「断る……、俺はワームと一緒に戦うつもりはない」 「そうだよフィリップ君!お兄ちゃんの闘いは、お兄ちゃんの意思で決めるの!」 「亜樹子ぉ……」 「お兄ちゃん……!」 目の前で気色の悪い世界を展開するキックホッパーと亜樹子に対して、フィリップはその焦燥の思いをより一層加速させた。 キックホッパー、矢車想にはこの戦いを一瞬で終了させかねない強力な能力、クロックアップが備わっている。 だというのに、彼のやることといえば亜樹子と――ついでに――自分を守るというだけの保守的な役割。 亜樹子は自分が守って見せるからと説得をしても、彼は「俺は亜樹子を守るだけだ」と譲らない。 それに加えて、矢車が一言言うたびにそれに便乗し会話を阻害する亜樹子のこともあり思うように会話が進まないのだ。 (亜樹ちゃん……、照井竜が死んでしまって心の在りどころを彼に求めてしまったのだろうか……) 自分がこの殺し合いに呼ばれる前、照井竜は――彼自身にはきっと一切の下心はないのだろうけれど――亜樹子を花火大会に誘った。 自分は、少し前の禅空時事件の際に彼に指摘されたほど色恋には疎いが……しかしそれでも照井竜という存在に対する亜樹子の思いは――そして同時に竜から亜樹子への思いも――、十分伝わってきた。 そんな彼が死んでしまって、その時すぐそばにいてくれた矢車という男に陶酔してしまったのか、と思うと彼に亜樹子を責める気は毛頭も起きなかったのだ。 「……ともかく、君がそう言うなら僕だけでも彼らの援護をさせてもらう。ガジェットを駆使すればサポートくらいは……」 「やめとけ」 やり場のない思いを抱きつつ、フィリップはしかし自分だけが戦場へ向かいサポートに徹するのなら問題ないのではと提案する。 だが、またしても矢車はそれを否定する。 流石に自分も現在進行形で苦しんでいる五代を放っておいて地獄だなんだの話を聞くつもりはないと声を荒げかけて。 無言で、しかもそれすら気だるげにキックホッパーは虚空を指さす。 戦地とは全く違うそこには何も――。 「なっ……!」 いや、いる。 何匹とも数えきれないようなシカのようなモンスターが、鏡の中で蠢いている。 これが秋山蓮の言っていたミラーモンスターか、なるほどこれなら生身の自分が闇雲に行動するのはまずいというのも頷かざるを得ない。 と、そこまで考えるが早いか、キックホッパーが自分の口をそっと塞いだ。 「静かにしろ、あいつらが何に反応するのかは知らないが、音に反応するならむやみに騒ぐのはまずい」 「矢車想、君は最初からあれに気づいていたのか?なら何故皆に知らせなかった?」 「あいつらはあいつらの光を求めている。なら俺も、自分のほしい光を掴むための努力をするだけだ」 「お兄ちゃん……、カッコいいよ……!」 「亜樹子ぉ……!」 ……二人のよくわからない漫才はおいておくとして、しかしフィリップは驚愕の念を抱かざるを得なかった。 ミラーモンスターがここまで近かったこともそうだが、キックホッパーがあの目まぐるしい状況下でそれにいち早く気づいていたとは。 単なる責任放棄にしか見えなかったそれは、むしろ誰よりも冷静な判断で成されたのだという事実にフィリップは何より驚いていた。 「何故、彼らは襲ってこないのだろう」 「変身している俺がいるからだろうな、或いは、ゼクト製のライダーに何か痛い目でも合わされたのか、或いは全く違う別の何かが……」 気だるげに、しかし的確に根拠の整った自分の考察を述べるキックホッパーを前にして、やはり彼もまた一人の仮面ライダーであったのだとフィリップは彼への評を改める。 だが、どちらにしても今自分には何もできないという事実は変わらない。 この歯がゆい状況を、自分はただ享受するしかないのだ。 (翔太朗……、君がいてくれれば……) 思いは、この場にいない相棒の下へ。 こんな情けないことばかり考えていては相棒に愛想をつかされると思いつつも、フィリップにはそうやって自分の非力を呪うほかなかった。 ◆ 「シャァッ!」 ガキン、と鋭い音を立てて火花を散らすのはカッシスのレイピア状の武器とギラファの兄弟剣の一つ、スケルターだった。 空いた左側を見逃さんとパーフェクトゼクターを振るうギルスだが、やはり重いのかギラファが剣を少し掠らせた程度でその剣先は全く見当違いの方向へ向いてしまう。 それを横目で見ながらカッシスは剣を振るおうとするが、瞬時にギラファが飛びのいたことでそれを失敗する。 「おいおい、どうした乃木、随分と辛そうだな?」 「黙れェ!」 安い挑発だが、乃木にはもはやいつもの調子で皮肉を返す余裕すらなかった。 ライダー諸君は、自分を叩きのめしたライジングアルティメットを複数でとはいえ足止めするという仕事を果たしているのに、自分は金居に一向に有効打を与えられない。 それが、自分たちは仮面ライダーに及ばないような存在だといわれているように感じて。 ワームという種そのものが人間より上位に位置すると確信している乃木の精神を逆撫でするのである。 「待て、乃木!中途半端な攻撃じゃさっきまでと同じだ。同時に攻撃するぞ!」 しかしそんな乃木を咎めたのは、共に戦うギルスだった。 一人一人の力では敵わずとも、二人の力を合わせれば或いは、と。 だが、 「お前がもっと強ければもう決着はついているのだがね」 「何ッ!?」 予想だにしていなかった乃木の感情的な言葉に困惑する。 しかしそれを受けて、この場で一人だけ場違いなほどに金居は嗤った。 「フフ、どうやらそいつの化けの皮が剥がれてきたようだぞ?葦原」 「金居ィィ!」 いつもならば問題なく躱せた筈の下らない発言すら、今の乃木には見過ごせず。 思い切り駆け出した彼は、そのままガタックより奪った能力であるライダーキックを発動する。 高まりゆくタキオン粒子をこの苛立ちごとギラファに浴びせんとして。 しかしその足は、難なくギラファに受け止められた。 「なっ!?」 「甘かったな、乃木。これでチェックだ」 ギラファが発生させたバリアで大幅に威力を削られたか、と思うが、もう遅い。 カッシスのその剛脚は、ギラファの腕にがっしりと捕まれ、最早自分の意志では満足に動かすことすら叶わなかったのだから。 そして、ギラファはそのまま――乱打。 カッシスは悲痛なうめき声を漏らすが、むしろその声はギラファを喜ばせるだけだった。 「調子に乗るなよ……ライダースラッ――!」 「調子に乗るなはこっちのセリフだ」 そんなギラファの様子に対しカッシスはその右手を鮮やかな紫に染め上げる。 だがその力を解き放つ前にギラファの拘束が解かれ思い切り押しのけられたことで、その力のやり場を失ったまま病院の床を無様に転がった。 「乃木!」 そして受けたダメージのあまりの大きさ故立ち上がれない様子のカッシスに対し、駆け寄ろうとするギルスを前に、降ってくる声が一つ。 「待てよ、葦原。そいつに助ける価値はあるのか?」 ――敵対するギラファの声である。 まるで言っている意味が分からないとばかりにギラファを睨み付けるギルスだが、しかしそれに対しギラファは大して動じた様子もなく語り始める。 「なぁ、葦原。お前たち仮面ライダーが俺に楯突く理由は痛いほどわかる。 俺が、地の石で五代雄介という善良な仮面ライダーを操り、自身の欲のためだけに彼に殺害の罪の片棒を担がせているのが気に食わない……だろ? それは実に明瞭な理由だ。納得は出来なくとも、理解は出来る。俺の世界に元いた仮面ライダーやお前や乾巧がそういった人種なのは痛いほど理解しているからな」 そこまで一息に言い放って、いきなり語調を低くし、未だ地に伏したままのカッシスを指さしながらギラファは続ける。 「だが、そいつはどうだ?俺の持っている地の石、それをそいつは本当に破壊するつもりなのか?」 「何が言いたい?」 ギルスのその言葉に、ギラファは引っかかった、と笑いつつも、それを悟られないように話を続けた。 「この戦いが終わって俺を無事に倒せたら、その時、こいつは地の石を、ひいては五代を手に入れてお前たちを殺すつもりなんじゃないかってことさ。 元々そいつは、お前が東京タワーに向かった後、自滅したいなら勝手にさせるだけだ、だの無能な者は仲間に引き入れるつもりはないだの言っていたんだぜ? 何とそれは殺し合いに乗っている、俺と同じ考えだ。そんな物騒な思想を、そいつは持っているってことさ」 殺し合いに乗っている俺、という言葉を強く強調しながら、ギラファは続ける。 その言葉に、ギルスは一瞬カッシスを訝しむ様な目で見やる。 その時点で、ギラファの作戦は成功したも同然だったが、一つ息をついて、ギラファはなおも続けた。 「なぁ、葦原。俺と組んでそいつを潰せ、とは言わない。ただ、態々そいつを助けてやる義理はないんじゃないか? どうだ?ここからはバトルファイト……、いやバトルロワイアルとして全員敵という形式を取るってのは――」 「――ふざけるなよ」 意気揚々と話を続けるギラファに対し、文字通り水を差すようにそれを妨げたのは、やはりギルスだった。 カッシスへの疑心を持ちつつも即答された言葉に、ギラファは思わず言葉を詰まらせてしまう。 「確かにこいつは、内心じゃ俺たちを利用しようとしているのかもしれない。だが、今は俺たちと共にお前を倒そうとしている。 そして俺は、お前が気に食わない。それだけで一緒に戦うには十分だ」 「だがそいつは俺から地の石を奪って殺し合いに乗るかもしれないんだぞ?」 「――その時は俺がこいつをぶっ潰す!」 感情的もいい所な反論を受けて、思わずギラファは苦笑する。 こいつは、底知らずの馬鹿だ。 きっと、利用されきってボロ雑巾のように捨て去られるその瞬間まで信じたいと願ったモノを信じ続けるのだろう。それを後悔などする事もなく。 溜息を一つ吐きながら、こんな猛獣を一瞬でも説得できると考えた自分が愚かだったと考え直して、ギラファはギルスを打ち倒す態勢に入る。 元々ライジングアルティメットが十二分にその能力を発揮できるだけの時間を稼ぐために始めた話だ。 決裂に終わろうが何も損はない、とそこまで考えて。 「――同時攻撃、だったな?葦原」 「……乃木」 いつの間にか態勢を立て直したカッシスが、ギルスの横に並び立っていた。 流石に長話が過ぎたか、と考えつつカッシスを確実に葬り去るため一旦ライジングアルティメットを戻そうかと考えて。 (――いやよく見ろ!奴は足を引きずっている!あれではまともな攻撃など出来ようはずもない!今の奴はただの強がりで立っているだけだ!) 自身が先ほど与えたダメージが確かな形として表れているのを視認してそれをやめる。 カッシスの右足、特にその膝の付近は固いはずの甲殻が剥がれかけ止めどなく血があふれだしていた。 これではまともな反撃など望めようはずもない、ライジングアルティメットに頼るまでもないだろう。 そしてそれは横に並び立つギルスにも一瞬で伝わる。 立っているのもやっと、という状態のカッシスに思わず声をかけようとして、あの乃木という男が自分と力を合わせるといった意味を考えてそれを噤んだ。 飲み込んだ多くの言葉の末にやっと吐き出した「わかった」、という短い言葉に、満足げにカッシスは鼻を鳴らして。 そうして二人は腰低く構え、それを迎え撃たんとギラファもまた軽薄な笑みをやめる。 恐らくは本気で対処せねば自分でも危うい。 ふとイタチの最後っ屁という諺を思い出しつつ、追い詰められたカッシスの行動に一切の油断は許されないとそう判断したのである。 「――!」 最初に動いたのは、カッシスだった。 彼はその右手をそこに触れたもの全てを塗りつぶすような黒に染め上げて。 次の瞬間、高まったエネルギーをそのままギラファに向けた。 それにより放たれるのは、先程の戦いでも使用したライジングアルティメットの必殺技、暗黒掌波動。 無論、並の怪人どころか高い耐久力を誇る上級アンデッドでも戦闘不能は免れない一撃だ、だが。 「甘いぞ乃木ィ!」 ギラファは動じることなくその身の前に自身の固有能力であるバリアを張ることで対応する。 それによって弾かれたエネルギーの塊は病院の床を砕き、辺りに粉塵を舞わせた。 「今だ!行けェ、葦原涼!」 「ウオォォォォ!!」 ――KABUTO POWER! ――HYPER BLADE! 電子音声が響くと同時、暗黒よりギルスが黄金の剣を構えて空中へと飛び出すのを視認する。 恐らくはこの状況を利用してギラファに大技を決める算段なのだろう、だが。 その程度の単純な攻撃にやられるようでは、カテゴリーキング最強の名を語ることなどできはしない。 「その程度の攻撃で、この俺を倒せると思うなよ!」 この程度の単純な攻撃で自分を倒そうなど考えが甘すぎると言わんばかりにギラファは空中で身動きの取れないギルスに対して双剣よりエネルギーの刃を放つ。 まともな防御態勢すら取ることができずにそれはギルスに見事命中、彼の悲痛な叫びとともに大きな火花を散らした。 深い闇に阻まれよく見えないが、恐らく吹き飛ばされたギルスはもう戦闘など叶うまい。 なれば、後はこのまま暗黒掌波動を放つカッシスの体力が尽きたとき、自分の勝利は確定するのである。 乃木怜司という強敵にしては呆気ない終わりだな、とギラファが再び笑みを浮かべたその時だった。 ――目の前を覆いつくしていた闇が、突如現れた紫の疾風によっていきなり切り開かれたのは。 「金居ィィィ!!」 「何ィィィ!?」 あれほどの攻撃を足に受けながら何故こいつがここまでのスピードで動けているのか、とギラファにしては珍しく素っ頓狂な感想を抱く。 そして次に目につくのは、その手に持つ黄金の大剣、何故だ、それはさっき葦原と共に落ちたはずでは。 様々な疑問が沸き上がる中、それすらをも切り裂くようにカッシスは眩い光を放つ大剣を大きく振るって。 「ハイパーブレイド!」 そんな掛け声とともに、カッシスはギラファの巨体を持ち上げ、そのまま振り切り――。 諸悪の根源である男は、ついにこの場で初めての敗北を喫したのだった。 そして、その光景を目に焼き付けながら、カッシスは確信する。 自分は勝ったのだ、と。やはりワームは人間やアンデッドなどという存在と一線を画すような高次の存在なのだ、と。 やはり自分の主張は間違っていなかった、いや、間違っているはずなどなかったのだと胸中でつぶやいて、やっと彼らしいいつもの調子を取り戻す。 だが、喜んでいられるのもそこまでであった。 傷ついた右足が限界を迎え、ついに曲がるべきでない方向にその関節を曲げたのだ。 それによって否応なしにその身を大きく崩し最終的には仰向けに横たわりながら、しかしカッシスは考える。 (ただでさえ傷ついた体にクロックアップとパーフェクトゼクターを使用したことによる反動……、こうなって当然、か) 元々ライジングアルティメットとの戦いで大きく傷ついたこの体に、無視できないほどの足への執拗な攻撃。 元来から身についた能力とはいえ、そんな状態で足を酷使するクロックアップを使用した上、反動の大きいパーフェクトゼクターによる必殺技の使用を断行すれば、この惨状も当然か、とカッシスは案外冷静に思考していた。 (まぁ、この俺がここまでやったんだ。後は任せたぞ?仮面ライダー諸君……) その脳裏に今回の活躍で善良な仮面ライダー諸君からの信頼が得られるだろうというような冷静な思考は存在していたのかどうか。 ともかく、カッシスワーム、乃木怜司という男はこの戦いを巻き起こした諸悪の根源に大打撃を与える大金星を上げて。 そのまま、深い眠りについたのだった。 【乃木怜司 脱落】 【ライダー大戦 残り人数12人】 ◆ 「グッ……!」 静かにその肉体を擬態した乃木怜司のものに変異させながら眠ったカッシスの一方で、ギルスはうめき声を上げながらその重い体を起こした。 一体何が起こったのか、ギルスには皆目見当もつかないが、しかしあの瞬間、自分が空中より叩き落されるあの瞬間にカッシスが何らかのアクションを起こしただろうことだけはわかっていた。 「そうだ……乃木は……」 瞬間、沸き起こるのは、乃木への心配、そして金居との戦いが終息したのかどうかという関心だった。 そして少しあたりを見渡し、濃い緑の血に染まった乃木を発見する。 「――乃木ィ!」 慌てて駆け寄るが、血の池に転がるズタボロの乃木からか弱いながらも呼吸の声が聞こえたことで、とりあえずは胸をなでおろす。 しかし、安堵してばかりもいられない、この戦いの本来の目的である地の石の奪還、及び破壊を成し遂げなければ乃木の献身は一切の無駄と化してしまう。 そんなのは、絶対に嫌だった。 そうして乃木を呼吸しやすいように気道を確保させたうえで、ギルスは辺りを注視し、遂に発見する。 こんな状況を生み出した真の諸悪の根源、地の石を。 (さっきの戦いで乃木が金居のデイパックを破壊してくれていたのか……、抜け目ない奴だ) と同時に辺りに散らばる雑多な支給品を見て、乃木の抜け目なさを再実感する。 それに恐ろしさではなく頼もしさを感じながら、ギルスはその闇に埋もれてもなおも輝きを放つ青の鉱石に近づいていく。 例え傷ついた体であろうと、変身をしている以上この石を破壊することは造作もないはずだ。 (これで、全て終わる……。五代の、四号の呪縛も、これで……) ダメージを負った体を引きずりながら遂に石の前に辿り着いたギルスは大きく腕を振りかぶる。 まるで、今までの五代の恨みをもその一撃に込めるかのように。 そして、次の瞬間ギルスは迷いなくその拳を石へと真っすぐ振り下ろした。 ――地の石が辺りを反射する鏡でもあるという事実に、気づかぬまま。 「――GUAAA!!」 「なにッ!」 刹那、その緑の剛腕を受け止めたのは、地の石に反射された世界より吐き出されてきた鹿のようなモンスターだった。 あまりに唐突なその出現に、思わずギルスは素っ頓狂な声をあげ、鏡より出現するモンスターの勢いに大きく弾き飛ばされてしまう。 ――ギルスが知る由もないが、彼らは数時間前、自身たちが契約を交わした主がそのデッキ毎契約を破棄してしまったために野良と化した、ゼールの名を持つ群体型のミラーモンスターであった。 その体には東京タワー崩落の際刻まれた無数の痛ましい傷が刻まれ、空腹も相まって一定の戦闘力を有する仮面ライダー相手では通用しそうもない。 それならば、同じく傷ついた仮面ライダーなら?あるいは、変身のできない無力な者なら、元の世界と同じようにこの空腹も満たすことができるのでは? 幸か不幸か、主から餌を与えられるだけだった畜生たちは、この場においてその種族を大きく減少させることにより生き残るための知恵を身に着けたのだ。 そして戦いを最初より観察していたゼールたちは傷ついたギルスと、容易に食すことができそうな生身の人間――乃木――が現れたことでその空腹を満たすために数時間の沈黙を破り行動を開始したということだ。 そんなこととは露知らず、突如出現した新たな敵に対し、困惑を隠せないながらも傷ついた体を押して、ギルスは意図せず地の石の前に立ちふさがったモンスターに対峙する。 敵は黒と紫の体色をしたモンスターと金色のモンスター、それに銅と緑の体色をもつモンスターが各一体ずつ。 それぞれ名をギガゼール、メガゼール、マガゼールと言った。 相手も傷ついているとはいえ、満身創痍のギルスに比べれば幾分かマシ、故に三対一では押し切られる可能性が高い。 だが、それでも。 「――ウゥ、ウオオォォォッ!!」 ギルスの戦意は、収まるところを知らず。 邪魔をするならお前たちごとぶっ潰すだけだと言わんばかりに。 目の前に存在するモンスターと遜色ないような咆哮をあげて戦闘を再開した。 110 Kamen Rider Battride War(5) 投下順 110 Kamen Rider Battride War(7) 時系列順 五代雄介 葦原涼 秋山蓮 乾巧 村上峡児 橘朔也 相川始 金居 志村純一 日高仁志 矢車想 乃木怜治 野上良太郎 紅渡 門矢士 海東大樹 フィリップ 鳴海亜樹子